2025.11.22
【五十肩】原因・症状・治療法について
こんにちは、ハッピーロード尾山台整骨院です。
今回は40?60代に多くみられる 五十肩 について、病態や原因、整骨院と整形外科での治療方針の違い、そして当院での施術方法とその目的・効果について詳しく解説します。
■ 五十肩とは?
五十肩とは、正式には肩関節周囲炎と呼ばれます。これは、肩関節の周囲にある 筋肉・腱・靭帯・関節包 といった軟部組織が炎症や癒着を起こすことで、
肩が痛くて上がらない
夜間痛で眠れない
服の着替えで肩がつらい
などの症状が起こる疾患です。
● 病態
五十肩は、3つの病期に分かれます。
急性期(痛みが強い時期)
動かすだけで激痛。夜間痛が出ることが多い。
拘縮期(動かしづらい時期)
痛みは減ってくるが、肩が固まり動かない。
回復期(徐々に改善する時期)
可動域が戻り、日常動作が楽になる。
■ 五十肩の原因
はっきりとした原因は不明ですが、主に以下が誘因となります。
加齢に伴う腱・靭帯の柔軟性低下
姿勢不良(猫背・巻き肩)による肩関節の負担
肩周囲の血行不良
過去の軽度な肩のケガや蓄積疲労
ホルモンバランスや生活習慣の影響
五十肩は「何もしていないのに突然痛くなる」ことが多いのが特徴です。
■ 整骨院と整形外科の治療方針の違い
● 整形外科での治療
レントゲン・MRIなどの検査
痛み止め・炎症止め(内服薬や注射)
湿布の処方
必要に応じてリハビリ
目的:痛みの軽減と医学的評価
薬や注射が中心のため、炎症を抑える効果が高いのが特徴です。
● 整骨院での治療
電気療法や手技による筋緊張の緩和
可動域改善の施術
姿勢・骨格の調整
運動療法の指導
目的:根本的な改善と再発予防
整骨院は、筋肉・関節・姿勢に対して多角的にアプローチしやすいため、根本回復を目指しやすいのが特徴です。
■ 当院で行う五十肩の治療法
当院では、症状の時期(急性期・拘縮期・回復期)に合わせて最適な施術を組み合わせ、早期回復と再発予防を目指していきます。
● ① ハイボルト療法
目的:痛みの原因を特定し、炎症と痛みを即時軽減する
高電圧電気刺激により深部の筋肉・神経に直接アプローチ
痛みの原因部位を特定する「検査」としても活用
急性の痛みを短期間で抑えるのに効果的
効果
? 痛みの軽減
? 筋緊張の緩和
? 可動域の改善
● ② 立体動態波
目的:深部の炎症や拘縮を緩和し、動きを取り戻す
3方向から立体的に電気刺激を流すことで、深層筋まで届きやすい
可動域改善をサポート
効果
? 肩のこわばり改善
? 炎症の鎮静
? 可動域アップ
● ③ 楽トレ(EMSによる体幹トレーニング)
目的:姿勢の改善・肩に負担をかけない体づくり
姿勢の崩れが五十肩の大きな原因の一つ
楽トレでインナーマッスルを鍛えることで肩への負担を軽減
効果
? 巻き肩・猫背の改善
? 再発予防
? 肩への負荷を抑える身体作り
● ④ 患部治療(手技療法)
目的:固まった筋肉・関節包の柔軟性を取り戻す
手技で肩周囲の筋緊張を取り除き、血流を改善
固まっている部分を丁寧にケアし可動域アップへ導く
効果
? 肩周囲の血行促進
? 痛みの軽減
? 動かしやすさの向上
● ⑤ 歪みの矯正治療(姿勢矯正)
目的:五十肩の根本原因となる姿勢不良を改善
肩甲骨・背骨・骨盤のアライメントを整える
肩にかかる負担を減らし、回復を早める
効果
? 姿勢改善
? 再発しにくい身体づくり
? 根本的な回復
● ⑥ 症状に合わせたテーピング
目的:肩関節の保護と動作サポート
炎症の強い時期は負担軽減
動かしづらい時期は可動域を補助
スポーツ復帰時にも有効
効果
? 痛みの軽減
? 動作時の安定性向上
? 日常生活の負担を軽減
■ まとめ
五十肩は「自然に治る」と言われることもありますが、放っておくと 長期間症状が続いたり、動きが戻らないまま固まってしまう ケースも珍しくありません。
当院では、ハイボルト・立体動態波・手技・姿勢矯正・楽トレなど、
五十肩の各時期に最適な施術を組み合わせて根本改善を目指します。
肩の痛みや動きづらさでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
院長 加藤 周平




